2007年12月16日
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熱気を操るのに夢や情熱を理解できない「冷めた」アッチーノ・パパ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 トーノZEROのアニメ感想です。

 今日のワンピースの感想。

サブタイトル §

「新世界で待つ!勇ましき海賊との別れ」

あらすじ §

 ルフィとアッチーノの死闘は、夢や情熱を理解できないアッチーノの冷めたに怒りを感じたルフィの熱気でルフィの勝利に終わります。

 ナミ達は、旗は奪われていなかったとルフィに対して取り繕います。

 フェニックス海賊団は復活します。

 カンパチーノがルフィの達の前に立ちふさがりますが、フェニックス海賊団がカンパチーノと戦い、ルフィ達に先に行けと言います。

 2つの海賊団は、新世界での再開を約束して分かれます。

感想 §

 やはり、タダでは終わらないのがワンピースですね。

 熱で攻撃するのに心が冷めているアッチーノに対して、ルフィは心の熱さだけで押し切ってしまいます。もちろん、それは熱さの問題だけではなく、その前後のルフィの態度、演技も見事です。アッチーノの長い台詞に対して、ルフィが本当に怒りを感じているのが良く分かります。しかも、静かな怒りです。

 そういう意味で、この勝敗はルフィの怒りをかきたてたアッチーノ・パパの態度が決めたとも言えますね。ルフィが勝ったのではなく、アッチーノ・パパが敗北の条件を整えてしまったのです。

今回の一言 §

 船長不在の間、弱腰と思われてもじっと粘って仕切ってきたスタンセン。いざとなれば強さも発揮します。この男こそが、実はフェニックス海賊団で最も価値ある存在かもしれません。